STAFF

これまでの路のり

代表プロフィール

高野 祐一郎

生年月日:1983年10月3日
出身地:島根県出雲市稗原町山寄
資 格:理学療法士(国家資格)
    Spine Dynamics療法上級認定資格
趣 味:自分の体のケアやストレッチ、映画鑑賞、読書
 

メッセージと略歴

■挨拶
長引く痛みの原因は様々ですが、お一人ひとりの状態を正確に把握し、適切な施術や体操を行うことで改善へと向かいます。一緒になって痛みの悩みを解決していきましょう!

■ 略歴
島根県立出雲高等学校卒業後にYMCA米子医療福祉専門学校に入学。卒業後は理学療法士としてリハビリテーション科に7年間勤務。病院勤務時代から慢性的な痛みや体調不良で苦しんでいる方の力になりたいという強い思いがあり、平成24年に整体院 幸伸を開業。開業から現在7年目に突入。

自然豊かな田舎で育った少年期

コンビニも自販機もない田舎

島根県出雲市の出身です。コンビニも自動販売機も家の近くにない田舎に育ち、小学校は田舎の自然豊かな中にある稗原小学校、中学はこれまた自然に恵まれた南中学校に通いました。

学校からの帰り道は外灯がほとんどなく、夜になると真っ暗。真っ暗な路が怖くて帰り路が嫌いだったことを記憶しています。たまにイノシシが道路を走っていたこともありました(笑)

ダラダラと過ごした学生時代

高校は県内で有数の進学校である出雲高校に入学。中学の担任の先生からは「君の成績では、出雲高校に入るのは無理」と言われていましたが、逆にその言葉でやる気が出て、猛勉強の結果、入学することが出来ました。

しかし、出雲高校に入ってからは、目標を失い、燃え尽きた感じもあってか全く勉学に身が入りません。ダラダラと過ごすうちに進路を決める時になります。進路で悩んでいる時にクラスメイトから『理学療法士』という仕事を聞き、興味が出たので色々調べました。

調べていくうちに、自分に合っているかもと思い、理学療法士を目指します。

落ちこぼれの学生から一新発起

転機は臨床実習

その後、鳥取県の理学療法士養成校に入学するも、学生時代は遊びに夢中で勉学に関しては最低で落ちこぼれでした。

そんな私が変貌する出来事がありました。それは臨床実習です。

実習では脳出血で半身マヒを患った女性の方を担当しました。

実習の半ばで半身マヒの方を転倒させてしまいます。幸いにも患者様は無事でした。

指導者の先生には、激しく怒られます。

そんな時、その女性の方は指導者の方に対し、「とてもいい先生だから、高野先生を責めないで下さい」と私をかばってくださいました。

私はその女性の言葉を聞いた時に自分の不甲斐なさから、自分がなんと情けない人間だったかと気づきました。

私は「このまま情けない人間ではいたくない」と心に思うようになり、それからは寝る間も惜しんで勉学に取り組みました。

そのかいあって臨床実習は合格し、指導者の先生からは「一番ダメな学生だったが一番成長した」と、お言葉を頂きました。

情けない自分を気づかせてくれて本当に感謝してもしきれません。

新たな壁、臨床で何も出来ない自分・・・

国家資格取得後は、米子市内の病院に就職。しかし、臨床ではまた苦労の連続でした。

「臨床で何も出来ない自分」がいました。本当に患者様には申し訳なく、力のなさが悔しかったことを覚えています。

病院での仕事が終わり家に帰ってからは、その日の治療の反省や今後どう治療を展開すればいいかばかりを考えていました。

そこから、専門書を買い漁ったり、多くの講習会に参加。専門書に関しては、月に数万円はかけていたと思います(今現在でも継続中です)。講習会では素晴らしい知識・技術を持った先生方に出会い、「こんなにも凄いのか」と驚きの連続です。

その後は、専門知識、技術を深く学び、「この知識・技術をもっと多くの方に活かしたいと思うようになりました。

開業や結婚、病気

幸伸ボディコンディショニング開業へ

就職してから3年目にNPO法人 幸伸の現理事長である西村氏と病院で出会います。

この頃、西村氏は交通事故で骨折され、リハビリの担当が僕でした。

社会情勢から漫画のことまで何を話されても面白い方で意気投合していきます。

その後、順調に回復して退院され、二人で飲みに出ました。二人で飲みながら話すことは仕事のことがほとんどです。僕がもっと多くの方に技術や知識を提供したいという思いも話しました。

西村氏から会社を作らないかと声をかけていただきました。障がい者の就労支援と共に治療院をやろうと。慢性的な痛みや体調不良で苦しんでいる方の力になりたいとの思いから、法人設立と開業を決意し、2012年1月に整体院 幸伸を開業しました。

働き過ぎで病気になる

開業後、2015年の春ごろにお付き合いしていた女性と結婚します。家庭を持つことで、より仕事も頑張らなければと気合が入りました。

いいお嫁さんが出来たこともあってか、仕事もどんどん忙しくなっていきます。気合が入ると、トコトン頑張るタイプなので、がむしゃらに頑張りはじめていきました。

2015年終わり頃には仕事が大忙しの状態となります。この頃は、朝9時から夜22時まで働いていました(現在、営業時間は20時までです)。仕事が終わって帰って、ご飯・風呂が終わると施術の勉強です。

今思い返すとかなり無理をして働いていました・・・そんな無理を続けたせいでしょうか、2016年の春ごろに顔面神経麻痺になります。

突然、顔の右側がほとんど動かなくなってしまったのです。あの時は本当に焦りました。このまま一生、顔が動かなかったらどうしようと・・・・

急いで病院に行くと、「ストレスが原因の可能性が高いです。今、しっかり治療すれば顔の麻痺も回復する可能性が高いです。仕事は休んで、すぐに入院しましょう」たしか、こんな感じで医師に言われました。

この時、入院しろと言われて、正直ホッとした自分がいました。心も身体も限界だったのでしょう。

もしかしたら、身体が「これ以上は無理をするな。死ぬぞ!」と顔面神経麻痺を起こすことで教えてくれたのかもしれません。

身体からのメッセージですね。そして、1週間入院することで顔面神経麻痺は完治しました。今では元通りに顔は動きます。

この時に休養の大切さを身をもって味わい、お客さんにも身体を休めることの重要性を伝えるようになりました。

現在

長男、次男誕生

2016年の夏に長男が産まれ、2019年に次男が産まれました。二人とも、とてもとても可愛い男の子です。

親バカかもしれませんが、両親に似て笑顔がとても素敵です。スクスク順調に育ち、2019年8月現在では、長男が3歳、次男は0歳7か月になりました。

とても大きいお腹がチャームポイントです。同じ年の子と比べると、かなりお腹が出てるんですよね・・・(笑)

とにかく子供が産まれたことで、仕事に対する気合がさらに高まりました。もちろん病気にならない程度にがんばります。

最後に一言

3~6か月以上続く、慢性的な痛みのことを慢性疼痛といいます。慢性疼痛に悩まされている方は、病院や接骨院、鍼灸、整体などに通っても良くならないと嘆かれている方が多くいます。

当院では、投薬や電気治療、マッサージを行っても良くならなかった慢性疼痛の方が、慢性的な痛みに悩まされない人生を手に入れることを目的としています。

慢性的な痛みを改善するために大切なことは、自分自身で痛みを改善するために行動すること。どこに通院しても良くならない方の特徴として、『治療に対して受け身』であることが挙げられます。

治療に対して受け身であればある程、慢性的な痛みは改善し辛くなってしまうのです。

整体師や柔道整復師などのセラピストがどんなに頑張って徒手的な施術(マッサージや骨格矯正など)を行っても、受け身で治療を受けているだけでは無意味なモノとなってしまいます。

当院では、痛みを改善するための施術と共に、痛み改善を目的とした体操や生活習慣改善のアドバイスをお伝えしています。

ご自身で体操を行うことで痛みをコントロールし、痛みの原因となった生活習慣を変えることで、痛みのマネジメントが自分自身で出来るようになります。

自分自身の痛みを自分自身でマネジメントすることで、慢性的な痛みは根本解決に向かいます。

私と一緒に慢性的な痛みの解決のために頑張りましょう!